2025/06/18 22:52

ずっと何かを伝えたい気持ちはあったけれど、なかなか勇気が出なかったこと...今日なら言葉にできるかもと思って書いてみます。


みなさんが私のことを知ってくれた理由には、やっぱり私の推し活が多いんじゃないかと思っています。
そう、私がとある人たちを推す様子...

私は高校1年生の時にK-POPに出会って、とあるアイドルを5年応援していました。
特に彼には大学受験の時にお世話になりまして、勉強の息抜きに動画を見て、「大学生になったらいっぱい会いに行くんだ!」って自分を鼓舞していました。
無事大学に入学して、イベントに通い詰めて、やがて「いつもありがとう」と顔を覚えてもらった日もありました。あの時の胸がいっぱいになる感覚は、今も覚えてます。初めて覚えたハングルも、彼の名前だったな。

そのあとは、歌がうまい人を4年ぐらい推しました。
彼にお世話になったのはコロナ禍と就活の時...眠れない夜にはその人の歌声に救われたり、企業の最終面接のあとに控えるライブを糧に頑張れたり...

そんな感じで、私はライフステージに立つたびに「推し」という存在に、何度も助けられていました。

でも、今。2人ともかなり良くない理由でグループを脱退して、表舞台には出れなくなってしまいました。1人は、なんと、容疑者😓

この衝撃的なニュースに、私の心情を気遣って連絡をくださった方もいて、本当にありがとうございました。
でも正直なところ、私が感じていたのは、ケアが必要な感情とは少し違うのかもしれない。

今はただただ、幕が下りた感覚なんです。
歌がうまい人に関しては、性犯罪の容疑者になったわけですから、その話を聞いた瞬間、もうどうでもよくなったんです。

え、いらない。ってなったんです。

もう1人の推しも、推していた時期から少し時間は経っていたけれど、その思い出たちはずっと自分の中にあって。
だから、今回の報道があって、その思い出たちに寿命が来た感じ。存続するものではなくなったんです。

だから、"これから"どう向き合うか、という問いには「向き合わない」と決めました。

一方で、"これまで"の時間に対しては、なかなか答えが出ていません。

「私って見る目がなかったのかな」とか、思っても、それはまた違う気がして。
彼らの言動や歌声に救われた日があって、それ自体に嘘はないじゃないですか。

忘れられないような輝かしい思い出もたくさんあります。これらを完全になかったことにするって、できるのかな?
もしそうするなら、あの頃の私はもう存在してはいけないってことになるのかな?それはあまりにも自分がかわいそうだなと思ってしまって。

だから今は、彼らの行動が間違っていたとしても、これまで受けた自分の感動や救いまでも「無効」にすることはないんじゃないかって、思い始めてます。

もちろんそれは、今も彼らを思い続けているって意味ではないです。感情はもう、ありません。何度でも言えます(笑)

きっと、人は変わるんですよね。
変わらないものと過信することは、時に危ういということを知りました。

それはもう、推し活だけに限らず、色々な場面に通じることだと思います。本当に、いろいろな意味で学ばせてもらいました。

推したちが変わってしまったのならば、こちらもこちらで変わっていけばいい。
あちらはあちらでさようなら。
ま、せっかくなら?こっちは、素敵に変わっちゃうかー(笑)なんてマインドです。

思えば、本来の世界線では交わらないような人を"推しとして好きになる"というのは、その人の未来を信じる行為だったのかもしれません。
でも、未来は、そう簡単に思うようには描けない。

それでも、その時確かに"好きだった"という過去が、私の今をつくっているのなら
それはもう、十分すぎるほど、意味のあることだったんだと思います。

期限があるとしても、感情に価値がなかったわけじゃない。何かが終わっても、自分の中に残るものはあって。
きっと人生は、そういうものを抱えながら生きていく旅なんだと思います。

というわけで、私が愛していたお二方、今までありがとうございました。
そして、私!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

長い文章、読んでいただきありがとうございました🕊